【PipedriveとHubSpotの連携】マーケティング部門はHubSpotを使いたい。営業部門はPipedriveを使いたい。そんなときは?

2023-12-26

CRM / SFAの新規導入においても、乗り換え検討においても比較されることの多いHubSpotとPipedrive。両者のメリット・デメリット、そして一つの解をご紹介いたします。

マーケティング部門と営業部門の異なるニーズ

マーケティングと営業部門では、それぞれ異なるニーズがあります。マーケティング部門は顧客獲得のための戦略的なアプローチを求め、営業部門は既存のリードを効率的に取り込み、成果を上げることに注力しています。この両部門の調和は企業の成功に不可欠です。

HubSpotの特徴とマーケティング部門での利点

HubSpotは元々マーケティングツールとして開発されましたので、マーケティングオートメーション機能に優れています。例えば、顧客の行動を追跡し、それに基づいてパーソナライズされたマーケティングキャンペーンを自動的に展開することが可能です。このような機能は、マーケティング効率の向上に大いに寄与します。

Pipedriveの特徴と営業部門での利点

一方、Pipedriveはセールスパイプライン管理の専門家によって開発され、優れたUI / UXと顧客管理や営業プロセスの管理のしやすさに強みを持っています。直感的なインターフェースと詳細なレポート機能により、営業チームは顧客データを簡単に把握し、効率的なフォローアップを行うことができます。

Pipedriveの利点と欠点:

利点:

  • セールスプロセスを明確に表示するパイプラインビューが特徴。
  • フィルタリングが簡単で、顧客データやパイプラインを素早く分析できます。
  • 効率的なワークフローオートメーション機能を備えています。

欠点:

  • マーケティングツールは基本的なレベルに留まっています。

HubSpotの利点と欠点:

利点:

  • マーケティング機能が優秀

欠点:

  • 小規模ビジネスにはコストが高め。必要な機能は高額なプランから。

Pipedriveとマーケティングオートメーション機能

Pipedriveにはキャンペーンズアドオンというメールマーケティング機能や、web訪問者をトラッキングする機能など、基本的なマーケティング機能がありますが、複雑なマーケティング戦略を実行する際には、マーケティングオートメーションツールとの連携を推奨しています。

Pipedriveの各種アドオン機能の詳細についてはこちらをご覧ください

HubSpotとPipedriveを連携する

ご紹介したように、HubSpotはマーケティング機能に優れており、セールスやCXの観点からはPipedriveが優れています。マーケティング部門はHubSpotを使いたい、営業部門はPipedriveを使いたい。そんなときはデータの入力作業や煩雑なインポート処理を行わなくても、PipedriveとHubSpotの間でデータを同期することができます。

  • 双方向同期:PipedriveとHubSpotの間でリアルタイムでデータが共有
  • フィールドマッピング:標準のフィールドマッピングが用意されています
  • 既存データ同期:既存のデータがスムーズに同期され、データの更新も随時同期

連携インテグレーションに関して詳しくはこちらをご覧ください。

どのマーケティングオートメーションツールを選べばいいのか?

どのマーケティングオートメーションツールを選べばいいのかは、具体的なニーズや予算によって異なりますが、最後に2つのパターンをご紹介させて頂きます。

Pipedriveのキャンペーンズアドオンを使う

最もコストが安く、設定も容易だが、出来ることに制限があります。基本的なメールマーケティングで十分というユーザー様向けです。

HubSpotなど外部マーケティングオートメーションツールと連携する

Pipedriveと連携可能なマーケティングオートメーションツールと連携する方法は、複雑なマーケティングプロセスを実行したい場合に有効です。マーケティングオートメーションツールの選定ポイントとして、Pipedriveとシームレスな同期が可能なのかといった点はチェックいただければと思います。

自社にどういったマーケティングツールが合うか、構築はどうすればいいかなどお困りの場合は、お気軽に弊社までご相談ください。

次世代CRMプラットフォームPipedriveを試してみませんか?

お役立ち資料

概念だけでなく、 実践的なノウハウを公開中!


See More Posts

【株式会社XAION DATA】分断された営業情報の一元管理で、スムーズな意思決定を実現!|Pipedrive導入事例

株式会社XAION DATAは、オープンデータ収集・構造化特許技術をもとに、独自のデータプラットフォーム基盤を構築。採用支援プロダクト「AUTOHUNT」と営業支援プロダクト「AUTOBOOST」で人材・企業情報を自動収集し、SNS上での自動アプローチ機能を包含することで、効率的な営業・採用アプローチを実現しています。

2025-04-17

Pipedrive 2024年 製品アップデート ハイライト: イノベーションの年

2024-12-09

Pipedrive Pulseのご紹介: AIを活用したリード選定の新しい手法

Pipedrive Pulse (現在はクローズド ベータ版で待機リストのみのアクセスが可能) を使用すると、見込み客とのエンゲージメントと選別がはるかに簡単になります。これは、ノイズを排除して最も重要なリードに集中できるように設計された、AI を活用した最新の機能です。

2024-09-24

Show more