AIを活用した営業アシスタント（ベータ版）

2023年は、Pipedriveが初のAI機能を開発した年です。

現在ベータ版で一部ユーザーに提供されているAI搭載の営業アシスタントは、営業パイプラインと活動を分析し、独自の営業パターンと勝ちパターンを特定します。

この機能は、案件の勝率を評価し、パイプラインの各案件に対して最適な次のステップを提案します。

プロジェクトアドオン

年初に、新しいアドオンであるProjectsを発表しました。Projectsはプロジェクト管理ツールで、最新のPowerプランにも含まれています。

Projectsは、Pipedrive CRMの受賞歴のあるユーザビリティ機能を活用し、複雑なプロジェクトをシンプルで直感的なカンバンボードビューでマッピングすることができます。

オールインワンのプロジェクト管理ソリューションで、タスクとサブタスクを含むToDoリストを作成し、ラベル、カスタムフィールド、フィルタを使用してプロジェクトを簡単に追跡できます。

パワープラン

2023年5月に新しい料金プランを開始

柔軟なコラボレーションとサポートで大規模なチームを支援するために設計されたPowerプランは、Professionalプランで利用可能なすべての機能をユーザーに提供し、以下の機能が主に追加されます。

• プロジェクト管理、プランニング、トラッキング、デリバリー
• アカウント権限と可視性のスケーラブルなコントロール

Powerプランは、案件とプロジェクトを管理するための1つのツールを必要とする、部門横断的な営業チームに最適なプランです。

より大規模なチームを運営し、スケーラブルなコラボレーション機能、より高い利用限度、プレミアムプロジェクト管理機能が必要な場合は、PipedriveのPowerプランをお試しください。

自動割り当て

自動割り当て機能は、Pipedriveのリード割当ソフトウェアで、新しいセールスリードや見込み客を営業部門の担当者やチームに自動的に割り当てることができます。

自動割り当てでは、Pipedriveでビジネスニーズに合った配信ルールを設定し、優先順位をつけることができます。

例えば、新しいリードが興味を持っているサービス情報に基づいて、適切なチームや担当者にルーティングするルールを設定し、見込み客を最適な担当者に割り当てることができます。

また、高額案件を担当する特定のチームが必要な場合は、一定額以上の案件はすべてそのチームに振り分けられるというルールを作成することもできます。

自動割り当て機能は、プロフェッショナル、パワー、エンタープライズの各プランでご利用いただけます。

メールの複数アカウント同期

2023年にSales inboxをアップグレードし、上位プランのユーザーが複数のメールアカウントをPipedriveと同期できる機能を開始しました。これにより、複数の受信トレイのメールを一箇所で追跡・管理することができます。

自動割り当てと同様、メールのマルチシンクはProfessional、Power、Enterpriseプランでご利用いただけます。プランごとの同期上限は以下の通りです。

• プロフェッショナル - 1ユーザーにつき2アカウント
• パワー - 1ユーザーにつき3アカウント
• エンタープライズ - 1ユーザーにつき5アカウント

また、受信トレイのメッセージを分類し、最も重要なメールにタグを付けるために使用できるメールラベルも追加されました。

ブースターアドオンパック

プロフェッショナル以上のお客様は、特定の機能上限に近づいた場合、上限の追加を購入することができます。

以下は利用可能な3つのブースターパックです。

• チームマネジメントパック - カスタム権限セット、カスタム可視性グループ、およびチームを追加します。
• オートメーションパック - アカウントにオートメーションを追加します。
• レポートパック - インサイトダッシュボードにレポートを追加します。

2023年からのさらにエキサイティングなイノベーション

上記の機能は今年Pipedriveが行ったアップデートのほんの一部です。以下はPipedriveの機能を改善したいくつかの例です。

自動化

オートメーションの所有権を共有したり、譲渡したりすることが可能になりました。誰でも所有するオートメーションを管理者に譲渡することができ、管理者はチーム内の誰にでもオートメーションの所有権を譲渡できます。

グローバル管理者は、会社アカウントの他のすべてのユーザーとオートメーションを共有できます。オートメーション権限のないユーザーには、共有されたオートメーションのみが表示されます。

グローバルアドミニストレータは、共有されたオートメーションの実行履歴をすべて見ることができます。

オートメーションに関するもう一つの大きな変更点は、"wait for condition "ステップで、定義した条件を満たす限り、指定した時間内にアクションを実行させることができる。

インサイト

今年、チームメンバー間のコラボレーションを強化するため、Insightsを大幅にアップデートしました。

• コラボレーション - 共有されたレポートやダッシュボードでリアルタイムにコラボレーションできます。
• 複製 - 既存のレポートやダッシュボードをコピーして時間を節約。
• データエクスポート - 主要データをリストビューでダウンロードし、いつでもアクセス可能
• コンタクトレポート - 人や組織に関するレポートを作成し、コンタクトデータに関する詳細で実用的な洞察を得ることができます。
• カスタマイズ可能なカラー - 特定のセグメントにカスタムカラーを選択することで、営業データをより視覚化できます。

パイプラインと取引詳細画面・フィールド

案件カードや並べ替えフィルタをカスタマイズしたり、案件をグループ化したり、お気に入りタブを使用して最も重要なデータを見つけやすくすることができるようになりました。

また、Pipedriveに新しいカスタムフィールドオプションが追加され、他のフィールドに入力されたデータに基づいて数式や結果を計算できるようになりました。

2023年に導入されたその他のフィールドをご紹介します。

• パイプライン固有のフィールド - 特定のパイプラインの特定のフィールドを非表示にし、案件詳細ビューをスッキリさせます。
• 読み取り専用フィールド - 機密データへの変更を避け、不慮の編集を減らします。
• データフィールドのグループ化 - カスタムフィールドをグループ化して、必要なフィールドを見つけやすくします。

製品

カスタマイズ可能な製品・サービスカタログの作成に役立つ今年リリースされたアップデートをご紹介します。

• 税別商品価格の適用
• 商品割引を固定額で追加し、取引に添付されたすべての商品に適用される追加割引を設定できます。
• 商品カタログを画像でパーソナライズすることで、適切な商品を簡単に見つけ、魅力的なオファーを作成できます。

また、グローバルエクスポート機能を使って、Pipedriveから直接案件に添付された商品の全リストをエクスポートできるようになりました。

権限と可視性のグループ

パイプラインの可視性の設定をユーザーが定義できるようになり、アイテムの所有権を譲渡できる人、Pipedriveアカウントに新しいアイテムを追加できる人、他のユーザーが所有するアイテムを編集できる人を制限できる新しい権限を導入しました。

ユーザーエクスペリエンス

PipedriveのUIに関する2つの大きな変更に取り組みました。

1. 好みに合わせてナビゲーションバーをカスタマイズ
2. ダークテーマ(ベータ版)

マーケットプレイス

最近マーケットプレイスをご覧になっていない方は、新しいおすすめアプリとカテゴリでホームページを刷新したことにお気づきでないかもしれません。

マーケットプレイスには、市場をリードするマーケティングプラットフォームMailchimpとの統合を含め、400以上の利用可能なアプリがあります。

2024年は更にユーザーに寄り添ったプロダクトアップデートが行われていく予定です。ぜひご期待ください。